眠れないほど面白い『古事記』: 愛と野望、エロスが渦巻く壮大な物語 (王様文庫 D 12-8)

著者 :
  • 三笠書房 (2012年12月28日発売)
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本棚登録 : 1341
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だいぶわかりやすくしてくれていると思いますが、古事記を通して読んだのは初めてかも...
文章が独特でジワジワしながら読みました。

人物名のカタカナ表記と漢字表記がとにかくややこしくて登場人物がうまく理解できなかったのは残念。次は漫画で読んでみたいです。

そういえば棟方志功は『大和し美し』という古事記に登場するヤマトタケルの物語を版画で制作していたのを先日棟方志功展で観たのだけど、本書を読んで初めて古事記を引用していたことに気づきました。ちゃんと理解したうえで鑑賞したかったなー。

物語が現在の地名の由来になっているなどの解説もわりと親切。

こんな前から見たもの感じたものを歌にして詠んでいたんだなぁという印象。現代でいうとXでポストしてる感覚かな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2024年4月17日
読了日 : 2024年4月17日
本棚登録日 : 2024年4月10日

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