秘書をやっていた著者による気遣いできる人になるための習慣。
マインドの話ですが、各章ごとに一言まとめがあり、これを習慣として実践すれば「気が利く」と言われる...はず。
上司に行っていた気遣いや、その上司たちに受けた気遣いのエピソードと共に書かれています。
再読ですが、読み返すとそれなりに気づきや学びがありました。相手の立場にたつという基本マインドをいろんなビジネスシーンで応用させています。なかなかそれができないので、また思い出せるよう大事だと思ったところはメモしました。
・気遣いを気遣いで返しているか?
・気配りは先を読むことが大事だと言われているが、先が読める上司は部下に無駄なことをさせない。
・言葉だけでない何かを添えて、行動として見せることが本当の気遣い。言葉だけだと誠意が伝わなない。ちょっとしたモノをあげる、行動をする。
・普段から身近な人のことを気にかけて見ているかどうか。変化に気づいたら声をかけてみる。
・あたられた時、大人の対応ができているかどうかも大事。
・親しき仲にも礼儀あり、立場と役割を意識する
・人間関係はギブアンドテイクではなくcontribute(貢献)
「相手ありき」の双方向性が重要だと思いました。気遣いする側も気遣いを受けた側もその対応で大人やビジネスパーソンとしての品位が問われるというのを肝に銘じたいと思います。
最後のほうは気配りというよりビジネススキル寄りの話になっている印象でした。
気配り系の本もそろそろ卒業したいな...と思っているのですが、まだまだ気配り力が身につかないのが悩みです。
- 感想投稿日 : 2022年11月24日
- 読了日 : 2022年11月24日
- 本棚登録日 : 2022年11月24日
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