感想
上巻はシリアでの闘いだったが、下巻は舞台を中国に移す。上巻から追っていたターハは、パキスタンのISIという諜報部に所属しており、レッドドラゴンに手を貸していたのだ。
相手をバタバタ倒すのに藤堂のチームは負傷者こそ出すものの死者は出さないところがすごい。
藤堂がまた渋くいぇいい仕事するな。
あらすじ
藤堂たちはシリアから日本に戻ってきていた。池谷は市ヶ谷の防衛省の近くの土地に新傭兵代理店を開く。ちょうどその頃、尖閣諸島近海で日本漁船が中国公船に拿捕された疑いがあるとの情報がもたらされる。
時は2013年、集団自衛権や特定秘密保護法が可決されるか否かの時期であった。
案の定、米国頼みの日本は、中国に対して静観の構えを見せたが、傭兵代理店は中国に乗り込み、日本人の救出に乗り出す。
対するはレッドドラゴンの陰の人民軍。一人でも死者を出せば、日本が侵略してきたとして開戦するかもしれない。そんな緊張の中、いくつもの罠を掻い潜り、漁師が捕えられている島に乗り込む。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月28日
- 読了日 : 2023年9月28日
- 本棚登録日 : 2023年9月26日
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