メルマガ金融日記で有名な藤沢和希さんが、日本のエネルギー施策および世論を批評したもの。2012年出版。定量的な事実および科学的なメカニズムから、原子力発電・火力発電・再エネ発電等の各種エネルギーの経済的合理性および環境負荷を説明され、合理的な選択肢を記載されていた。この書籍が出版されていた頃は、3.11の影響が大きく、世論が原子力発電に対して圧倒的に否定的で、このような意見を述べられるのは勇気があると思った。その後、原子力発電はウクライナ危機による資源価格高騰で、経済的な負担が大きくなるまで受け入れられず、心理的な損益分岐点が明らかになったかも。
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- 感想投稿日 : 2022年9月19日
- 読了日 : 2022年9月19日
- 本棚登録日 : 2022年9月5日
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