アイヌ料理の情報を求めて手に取ったが、料理だけでなくアイヌの生活について幅広く丁寧に聞き取りされていた。食べ物を干して保存する技術がたくさん紹介されていたので、どれか試してみたい。 巻末のウエペケレは特に印象深く、年老いた両親の世話をどうするかといった普遍的な問題や、善良で実直な性格を良しとする価値観に触れることができ、謎に包まれていたアイヌの姿がグッと鮮明になって以前よりも身近に感じられるようになった。
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- 感想投稿日 : 2020年11月22日
- 読了日 : 2020年8月30日
- 本棚登録日 : 2020年11月22日
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