「本物の営業マン」の話をしよう (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所 (2011年4月25日発売)
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1.来月から営業に部署移動するため、昔の感覚を呼び起こすのと同時に、知識のアップデートも兼ねて何冊か読むことにしました。

2.営業とはお客さんを幸せにすることです。営業はモノを売る仕事と捉えがちですが、それでは長続きしないですし、社内で競争しあうだけの疲弊した戦いになってしまします。そうではなく、社員とは適切な競争をしつつ、自分の人間力を磨いていきます。
また、営業マンの本当の仕事は社内営業をすることです。つまりは、営業三党は社内で大使役として各部署と連携する基盤となる存在でなくてはなりません。なぜならば、お客さんにプレゼンする際には全てを把握していなければならず、個人でそれを成し遂げるには時間が足りないからです。だからこそ、各部署の人と関わりを持ち、常に情報収集ができる仕組みづくりをしていかなくてはなりません。そうすることで、信頼関係も構築されますし、助けも求めやすくなり、会社の利益に発展していきます。
このように本書では、営業マンとしての心構えが書かれております。

3.営業が社内における大使的な存在として機能するする考えがとても大切だと思いました。営業は個人スキルで何とかするものという考えがいまだに根強く残っています。しかし、営業は商品や会社に対する知識を全て習得していなくてはなりませんし、アイデアを企画する力も必要になってきます。ですので、以前読んだ「営業(著:冨田和成)」にも書いてあった通り、営業はチーム戦と捉えて、仕事をしていく必要があると思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年12月10日
読了日 : 2021年12月10日
本棚登録日 : 2021年12月10日

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