日本の歴史 源平の戦い: 平安時代末期

  • 小学館 (1998年2月4日発売)
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本棚登録 : 157
感想 : 10
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歴史を学ぶにはマンガが最も記憶の定着も良い。文字で覚えるよりイメージ化し覚えやすいんだ。例えば諸葛亮孔明なんて思い出す時には小学校の時に夢中で読んだ横山光輝の三国志の孔明が40歳過ぎてもぱっと頭のなかに現れる(笑

マンガは学習には最適なメディア、とはホリエモンの弁。おっしゃる通り!
さらに本書は累計1800万部のロングセラーシリーズであり良質でないはずがない(笑

12世紀半ば保元の乱、武家の実力がついに表に出て貴族おさて平治の乱で清盛率いる平家が栄えた。清盛が中央武士初の政治権力を握る。
清盛の日宋貿易で富を築く。
激動期そして武士の時代に。

貴族化した平氏政権は長続きせず、源氏の巻き返しであっけなく滅亡。平氏政権は武家政権にあらず、なぜなら知行国や荘園からの財により高位高官独占、天皇外戚としての権勢は藤原氏と同じやり方だったんだ。

対して頼朝は都に駆け登らず鎌倉で武士を支配する新しいスタイルを確立。東国武士団の土地の保障。主従関係により武家政権の基礎固めした。

頼朝に滅ぼされる前に木曽義仲が実は征夷大将軍になったことはトリビアだな。

次はいよいよ大河ドラマ鎌倉殿の時代だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2022年9月6日
読了日 : 2022年6月11日
本棚登録日 : 2022年6月11日

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コメント 1件

なおなおさんのコメント
2022/09/06

TAKAHIROさん、こんばんは。
マンガでお勉強、いいですよね!?
私もこの「日本の歴史」、特に④⑤⑥が好きで持っております。
中学時代の国語か歴史の授業で、"平敦盛"なる人物が若くどんな美少年だったのか絵で確認するために買ってもらいました^^;(P125)
レビュー楽しみにしております(^^)/~~~

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