のらくろ曹長 (1969年)

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本巻はいつもと違い、冒頭に連隊長の家宝の刀を取り返した武功を挙げたのらくろが軍曹から曹長に昇進するところから始まる。ついに下士官最高位になったわけだが、曹長になると軍刀を下げないといけないだとか初めて知って興味深かった。
のらくろ自身も曹長になって威張りくさってきたのがちょっと気にかかる。デカ二等兵らに鉄拳制裁を加えているのを見ると、これが陸軍の体質。。。と思わざるを得ない。
さて、次からは少尉に任官するらしいが、もう少し可愛かったころののらくろが帰ってきて欲しいものだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年1月21日
読了日 : 2021年1月21日
本棚登録日 : 2021年1月21日

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