著書はとても小学校受験未経験者の父兄とは思えない着眼点を持っていることに驚かされる。算数については、生きる力があるというか、学問と感覚の擦り合わせを大切にしているというか、知識から知恵に昇華している感覚がある。これは、小学生に理解しやすいようにということは分かっているが、中々大人にはそれができない。
一方、国語に関しては答えから解答するための作業の流れや約束事を子供に学ばせる下りは参考になった。また、長文を読む際は、まるで水に息を止めて潜るような集中力が必要という話は、他書にも同様のことが書かれていて、国語の能力として必要なことなのだと理解しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2021年12月29日
- 読了日 : 2021年12月29日
- 本棚登録日 : 2021年12月29日
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