馬鹿じゃ漫画は描けない。まさにその通り。
親は馬鹿になるからって子供に漫画を読ませたがらないけど、それを描いてる漫画家たちはいかにストーリー構成、カメラワークと呼ばれる、視点をどこに置くか、に至るまでを考えつくしていることか。
私自身、絵さえ上手ければ漫画家にはなれると思っていた。でも思い込みもいいところ。全くそんなことはないらしい。絵だけ上手くてろくに考えもなしに漫画を描く人がしょうもないことをしてしまうんなんだろう、、、(ただの自己満足という意味で)
この本は全体を通して、漫画家志望に向けたような技術的な話が多いから、難しいは難しい。けれど、そうじゃなくても興味深く読むことができた。ただ、漫画という形で世の中に自分の作品を出す以上、そこに何らかの想いとか意志を込めるのは当然だと思うけど、、。でも漫画家によって独自のし像をもとに作品を作っているんだなぁ。おもしろい。自分のインスパイアも刺激された。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ論
- 感想投稿日 : 2016年2月24日
- 読了日 : 2016年2月24日
- 本棚登録日 : 2015年11月23日
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