漫画家、映画を語る。—9人の鬼才が明かす創作の秘密

制作 : 島田一志  松本零士  上條淳士  楠本まき  浅田弘幸  五十嵐大介  松本次郎  武富健治  山本美希  諫山創 
  • フィルムアート社 (2015年5月25日発売)
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本棚登録 : 84
感想 : 7
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馬鹿じゃ漫画は描けない。まさにその通り。
親は馬鹿になるからって子供に漫画を読ませたがらないけど、それを描いてる漫画家たちはいかにストーリー構成、カメラワークと呼ばれる、視点をどこに置くか、に至るまでを考えつくしていることか。

私自身、絵さえ上手ければ漫画家にはなれると思っていた。でも思い込みもいいところ。全くそんなことはないらしい。絵だけ上手くてろくに考えもなしに漫画を描く人がしょうもないことをしてしまうんなんだろう、、、(ただの自己満足という意味で)

この本は全体を通して、漫画家志望に向けたような技術的な話が多いから、難しいは難しい。けれど、そうじゃなくても興味深く読むことができた。ただ、漫画という形で世の中に自分の作品を出す以上、そこに何らかの想いとか意志を込めるのは当然だと思うけど、、。でも漫画家によって独自のし像をもとに作品を作っているんだなぁ。おもしろい。自分のインスパイアも刺激された。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ論
感想投稿日 : 2016年2月24日
読了日 : 2016年2月24日
本棚登録日 : 2015年11月23日

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