ドングリの謎: 拾って、食べて、考えた (ちくま文庫 も 23-2)

著者 :
  • 筑摩書房 (2011年9月7日発売)
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本棚登録 : 79
感想 : 10
5

「僕らが死体を拾うわけ」が面白かったので買いましたが、これもとてもわくわく読める面白さでした。丁寧な挿絵がわかりやすく、身近なのによく知らなかったドングリへの興味が高まる一冊。

表題に「拾って、食べて、考えた」とありますが、考えて考えた先に、ただドングリという植物についてだけでなく人の暮らしの歴史や、果ては著者自身の人生が動き出すという、読み始めには想像しなかった展開でした。

都会に暮らす普段ドングリや自然と無縁の私達が、通勤通学のお供にすると気分転換になる…そんな本だと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 21世紀の本
感想投稿日 : 2012年1月29日
読了日 : 2012年1月29日
本棚登録日 : 2012年1月29日

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