「僕らが死体を拾うわけ」が面白かったので買いましたが、これもとてもわくわく読める面白さでした。丁寧な挿絵がわかりやすく、身近なのによく知らなかったドングリへの興味が高まる一冊。
表題に「拾って、食べて、考えた」とありますが、考えて考えた先に、ただドングリという植物についてだけでなく人の暮らしの歴史や、果ては著者自身の人生が動き出すという、読み始めには想像しなかった展開でした。
都会に暮らす普段ドングリや自然と無縁の私達が、通勤通学のお供にすると気分転換になる…そんな本だと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
21世紀の本
- 感想投稿日 : 2012年1月29日
- 読了日 : 2012年1月29日
- 本棚登録日 : 2012年1月29日
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