平凡な女子高生・彩子は、ある晩、衝撃的な夢を見た。憑かれたようにその夢の光景を描きあげた彩子の作品は人々を魅了したが…。「オリジナル」と「盗作」という概念に新たな疑問符を投げかける。
うーん、こんなことって芸術家には本当に起こっていたりするんだろうか?
いくらなんでも、基礎がなくてはいくらインスピレーションを受けても、ここまではうまくはいかないんじゃないかとは思うが…。その上、盗作と言われても訴訟問題になるわけでもなく、最後も出来すぎな気がする。
芸術選奨を受けた和田氏の作品がイタリア人画家・アルベルト・スギ氏の作品と酷似していた事件が記憶に新しいが、和田氏もこの本を読んでいたら、「盗作なんかじゃない」と言えたのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2006年
- 感想投稿日 : 2006年12月2日
- 読了日 : 2006年12月2日
- 本棚登録日 : 2006年12月2日
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