刺激的なタイトルですが、著者は「正義の味方・東京地検特捜部」のイメージを作った人、もと検事総長なので、決して自分の命を粗末に感じての言葉ではないところに意味があります。
がんを告知することすら珍しかった時代に、がんによって死に向かう日々を記録しつづけたこと。それが、今でも命を考えるひとの心に、伊藤氏の姿を映すことになりました。
残された家族でなくても、やはり、人は死んだら必ずゴミになるわけではない、自分の生を生きるべき、との思いに至るでしょう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2018
- 感想投稿日 : 2018年3月9日
- 読了日 : 2018年3月9日
- 本棚登録日 : 2018年3月9日
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