虐待について、母親、母親の両親、保育園、学校、児童相談所など様々な視点から事例を挙げて紹介している本。
なにもまとめ切れていないけど、状況についてはかなりわかった。
親に対する支援があればいいっていうだけじゃない。
親が人として認められること、情緒を受け止めてくれる人がいることが必要。
行政の状況も厳しいなぁと思う。
全てが法律という壁に邪魔されている現実と、異動の実態。
中学校勤務の教員としては、今受け持つ生徒がそういう大人に育たないように育てていかなくてはならない。そういう親が中学時代どんな生徒だったのかとイメージしてしまう。
親の立場としては、事例を読むのが辛い。子どものことを考えると、可哀想でたまらない。そして、逆にその立場にいる親の気持ちもわかってしまう。
札幌市で図書館で借りた本。
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- 感想投稿日 : 2018年12月24日
- 本棚登録日 : 2018年12月24日
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