やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 (コロンビア大学モチベーション心理学シリーズ)

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017年6月22日発売)
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感想 : 297
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分かりやすく、かつ簡潔に、目標を達成できる人に共通する9つの習慣が書かれている本なので、誰でも読んですぐ私生活に取り入れられるのではないかと思った。
この本を読んで、感じたことが大きく4つある。
まず1つ目は、これまで思考(=これまでやり遂げてきた距離に目を向ける)ではなく、これから思考(=現状から目標までの距離に目を向ける)に変えていかなければいけないと思った。私はこれまで思考のなので、本に書いていた通り、いつも早い段階で達成感を持ってしまう。早く気が緩んでしまう理由が分かり、腑に落ちた。
また、2つ目は、現実的な楽観主義者にならなければいけないということ。私は正しく非現実的な楽観主義者で、ポジディブであるあまり いつも「目標は“簡単”に達成できる」と考えてしまっていた。これがいけない考え方であるということを知れただけでも、私にとってはすごく価値のあることを学べたと感じた。
3つ目は、興味を持つことの大切さ。文中では 興味の有無がどれだけ物事への活力に左右するかを実験で示されていて、自分の興味があることは どんどん積極的に取り組んでいきたいと思った。
最後に4つ目は、「やめるべきこと」より「やるべきこと」に焦点をあてるということ。やめるべきことにフォーカスして 計画を立てると、かえってその行動が強化され、逆効果になるということをこの本で学んだので、これからの計画の立て方を見直していきたいと思った。
初めてノートに本を纏める作業をしてみて、時間はかかったけれど、いつもよりも2倍も3倍も定着したなと痛感してる!
これからも続けていって、1冊からの吸収量をもっともっと増やして教養を増やしたいと思う!
この本は本当にタメになった、これから立てるすべての目標に活用したいと思う!読めて良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年3月19日
読了日 : 2020年3月19日
本棚登録日 : 2020年3月2日

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