南三陸日記

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2012年3月30日発売)
4.18
  • (12)
  • (11)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 65
感想 : 10
5

書かれていたのは「希望」だったのではないかと思うのです
「涙」で閉ざされた闇の中にも小さく見える「光」だったのではないかと思うのです

というわけで3.11に本とコさん激推しの『南三陸日記』を読んでみました

著者である朝日新聞記者三浦英之さんが、この『日記』に託したのは「記憶」を繋ぐということです
しかし、ただ悲しいだけの記憶は人はむしろ忘れよう忘れようとしてしまうのではないでしょうか
自分の心を守ろうとして

そこに僅かでも希望を描くことで、人の持つ強さを描くことで、子どもたちの未来を描くことで、繋がれる糸をより強いものにしたかったのではないか
そんな気がしました

3.11にこういったノンフィクションを読んだり、テレビの特番を見たりして今を「考える」というのはとても大切なことだと改めて思いました
大切な人を守るために備えるべきことを点検する
そんな日にしましょうよ

本とコさん激ありがとう

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 三浦英之
感想投稿日 : 2024年3月11日
読了日 : 2024年3月11日
本棚登録日 : 2024年3月9日

みんなの感想をみる

コメント 13件

ゆーき本さんのコメント
2024/03/11

震災から1週間分の新聞を取っておいてたんです。毎年3月11日に引っ張り出し 読んで 色々なこと思い出してます。
2時46分 黙祷します。

NO Book & Coffee NO LIFEさんのコメント
2024/03/11

ひまわりめろんさん、こんにちは♪
泣けるレビューありがとうございました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

ひまわりめろんさんのコメント
2024/03/11

ゆーさん

えー、新聞とってあるんか!凄いな
茨城も一応被災地だったからね
潰れた家屋とか津波の痕とかね
ありましたよね
今年に入ってからも能登でもたくさんの人が亡くなってるしね
思い出す、繋げるって大事なことだよね

ひまわりめろんさんのコメント
2024/03/11

本とコさん
こんにちは!

どういたしまして!(謙遜しない主義)

NO Book & Coffee NO LIFEさんのコメント
2024/03/11

何故ゆえに二度とな? かたじけない‥。

ゆーき本さんもすごいですね、新聞。
私も子どもが生まれた日の地方紙取っといて、
あとでくれてやりました。多分、捨てられて
いることでしょう(笑)

ひまわりめろんさんのコメント
2024/03/11

なんかメンテナンス以降コメント欄おかしいのです

チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2024/03/11

ひまわりめろんさん、こんにちは!

素晴らしいレビュー、私もまた、涙か出ます

そうですね…この本には「希望」が書かれてましたね…!

私も黙祷します…

1Q84O1さんのコメント
2024/03/11

南海トラフ地震に備えないと!
これが起きると住んでいるところはアウトです…
大切な家族を守るために備えておかないと!

ひまわりめろんさんのコメント
2024/03/11

チーニャさん
こんばんは!

たまに真面目なこと書く落差で騙す手法ですw
今日はわいお休みだったので、2時ちょっと前くらいから3時半くらいまで黙祷してましたよ!

ひまわりめろんさんのコメント
2024/03/11

一Qさんは確かパプアニューギニアだったっけ?使い古された言葉ですが「備えあれば憂いなし」ですよ!

1Q84O1さんのコメント
2024/03/11

パプアニューギニアは土瓶師匠が出稼ぎにいったとこでしょ!
私はミクロネシア!

チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2024/03/12

ひま師匠、黙祷、長っ!
それ、お昼寝っ!w

ひまわりめろんさんのコメント
2024/03/12

バレたε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

ツイートする