ビザンツ帝国-千年の興亡と皇帝たち (中公新書 2595)

著者 :
  • 中央公論新社 (2020年6月22日発売)
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今一、影の薄いビザンツ帝国の千年の歴史を皇帝を中心に見ていく一冊。
ローマの末裔でありバルカン半島、小アジアの二つの半島を持つ巨大な国であるが、その分ありとあらゆる所から攻撃される可哀そうな国家でもある。
見所は国家とキリスト教の嚙み合わなさと、多民族を抑えることができずに徐々に瓦解していく有様である。
ユーラシア大陸の真ん中の半島という人間が交錯する巨大な繁華街であるビザンツ帝国は、島国日本とは真逆の立場の国である。比較しながら読むとより面白いかもしれない

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2023年1月30日
読了日 : 2023年1月30日
本棚登録日 : 2023年1月30日

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