3.7。だいぶ、わかりやすい。以前に社労士事務所に勤めていた時の記憶が蘇る。学び直しの為に読んでみたが、すごいわかりやすい!児童扶養手当は父子家庭は認められていなかったり、役所によっては、生活保護を受けさせない為、窓口を封鎖していたり、奨学金の自己破産が5年で15000件を超えているなど、社会保障の限界と闇を感じる事ができた。この様な闇を根本的に解決するための対策として、本書にもでてきたユニバーサルベーシックサービスという考え方がある。医療費や学費の無料といった必要な人が必要なニーズを満たす事ができる点という点が、全員に必要かもわからないベーシックインカムと違う点らしい。更にすでに実現されている老若男女を問わずのシェアハウスが、労働力や家族のケアといった相互補完となりうまく行ってるケースがあるらしい。前に読んだ兵庫の市長の政策もそうだが、是非、政府や地方自治体はそういった革新的な政策を実行してほしい。もう、猶予はほとんど残されていないと思うから。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年3月27日
- 読了日 : 2024年3月26日
- 本棚登録日 : 2024年3月26日
みんなの感想をみる