熊のことは、熊に訊け。: ヒトが変えた現代のクマ

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  • つり人社 (2010年6月1日発売)
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【北海道のヒグマのその他の生態】(仮説)

行動圏の中を通る、人がつくった道路の真ん中で糞をよくする。

生息密度は、同じ水系地域の中では、山奥の森林エリアよりも農地に隣接する森林エリアの方が高いことが多い。

日中に藪の中で寝入ることがしばしばある。寝入っているヒグマは人の気配(熊よけの鈴、等)に気づくのが遅い。

サケの遡上数が多い水系では河原周辺に出没する確率がサケの遡上シーズン中に上昇する。


(注)北海道環境生活部環境局自然環境課のPDFファイル「ヒグマ対策の手引き(令和3年3月24日改訂版)」の「第1 ヒグマとは 2 北海道のヒグマの特徴」のp.5には次の記述がある。
「行動圏サイズは地域や個体による差が大きく、また、餌資源の豊凶の影響も受けるが、オスで数十km2~500km2、メスで数km2~数十km2と、オスの方が広い範囲を行動する。メスオスともに行動圏は他の個体と重複し、縄張りはみられない。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 釣り
感想投稿日 : 2016年1月14日
読了日 : 2010年9月23日
本棚登録日 : 2010年9月23日

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