車イスの弁護士として活躍する筆者の目から見た社会への提言。
交通機関、トイレ、投票所、学校や会社など
健常者は普段何気なく行っていることが、
障害を持つ人にとってはとてつもなく困難であったりする。
近年、バリアフリーを謳う施設や商品が増えてきたのは良いことだが、
本当に使う人のことを考えたデザインになっているのか、検討する必要がある。
また同時に、障がいをもつ人がどういう見方、感じ方をしているのか、
また街中で彼らと出会った時にどのように手助けをしたら良いのかを
教育する必要があると思う。
結局、どんなに設備を充実させても、人を助けるのは人のこころでしかないのだから。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドキュメンタリー
- 感想投稿日 : 2010年5月19日
- 読了日 : 2010年5月19日
- 本棚登録日 : 2010年5月19日
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