イマイチ。テレビや新聞などのメディアがよく用いる「グラフの錯覚」「ムード先行」「こじつけ」などが論理的に考えるとどれだけ間違っているかを糾弾し、個々人がそれぞれ考える必要があると論じる本だが、具体例の解説にページを割きすぎ。しかも、「少年犯罪」だの「ゲーム脳」だの「ゆとり教育」だの、いまとなってはなんだか時代遅れ名テーマばかりを扱っていて、いまになって読むと普遍性がない。抽象的な説明の部分もなんだか当たり障りのない、どこかで読んだことがあるようなことが書かれていて、端的に言えば、おもしろくなかった。
読書状況:読み終わった
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実用
- 感想投稿日 : 2016年12月2日
- 読了日 : 2016年12月2日
- 本棚登録日 : 2016年12月2日
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