本来無一物。
自分自身の存在そのものが、そもそも無であり、空である。
事実は死と生のみ。
その間に得たり起こったりするものは、全て仮のもの。
まさに諸行無常。
こういう教えを知ることができただけで
この本を読んだ甲斐がありました。
下手なカウンセラー本よりも役に立つと思うし
生きる指針を与えてくれます。
やはり、古代から教え伝えられてきたものは説得力があります。
著者は波瀾万丈な人生を送られてます。
だから、読んでいても退屈しません。
禅のことも、とてもわかりやすく解説してくれています。
著者の京文化を守り伝えようとされている考え方にも
とても共感できました。
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2009年4月19日
- 本棚登録日 : 2009年4月19日
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