無の道を生きる-禅の辻説法 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2008年9月17日発売)
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感想 : 8
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本来無一物。
自分自身の存在そのものが、そもそも無であり、空である。
事実は死と生のみ。
その間に得たり起こったりするものは、全て仮のもの。
まさに諸行無常。

こういう教えを知ることができただけで
この本を読んだ甲斐がありました。
下手なカウンセラー本よりも役に立つと思うし
生きる指針を与えてくれます。
やはり、古代から教え伝えられてきたものは説得力があります。

著者は波瀾万丈な人生を送られてます。
だから、読んでいても退屈しません。
禅のことも、とてもわかりやすく解説してくれています。
著者の京文化を守り伝えようとされている考え方にも
とても共感できました。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2009年4月19日
本棚登録日 : 2009年4月19日

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