キャロル [DVD]

監督 : トッド・ヘインズ 
出演 : ケイト・ブランシェット  ルーニー・マーラ  カイル・チャンドラー 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.70
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本棚登録 : 596
感想 : 98

原作は 1952年の The Price of Salt
当初 クレア・モーガン名義で出されたが、 The Talented Mr. Ripley -- かの ”太陽がいっぱい” のオリジナルを書いた パトリシア・ハイスミスの作品。
ハイスミス自身が、根っからのゲイであったことがモチーフになっているのであろう ....と、わかったのは後世のこと、1952年という時代は、この映画にも共通しており、切なさを濃く演出する。

というような背景抜きにして観たら、ブランシェットがとってもステキ、でしかない話だと思う。
1950年の NYブルジョワ層の 少し退廃感もあるエレガンスと、相手役のショップ店員や逃避行中のモーテルなどの庶民階級との対比が「それでも自分に嘘はつけないわ」を気高く見せるのでしょう。。ね。。。 
全然面白くはないけど m(_ _)m

どんな男よりも女よりも、こんな小さい娘を、と思ってしまうのでありました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: DVD
感想投稿日 : 2017年6月27日
読了日 : 2017年6月27日
本棚登録日 : 2017年6月24日

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