原作は 1952年の The Price of Salt
当初 クレア・モーガン名義で出されたが、 The Talented Mr. Ripley -- かの ”太陽がいっぱい” のオリジナルを書いた パトリシア・ハイスミスの作品。
ハイスミス自身が、根っからのゲイであったことがモチーフになっているのであろう ....と、わかったのは後世のこと、1952年という時代は、この映画にも共通しており、切なさを濃く演出する。
というような背景抜きにして観たら、ブランシェットがとってもステキ、でしかない話だと思う。
1950年の NYブルジョワ層の 少し退廃感もあるエレガンスと、相手役のショップ店員や逃避行中のモーテルなどの庶民階級との対比が「それでも自分に嘘はつけないわ」を気高く見せるのでしょう。。ね。。。
全然面白くはないけど m(_ _)m
どんな男よりも女よりも、こんな小さい娘を、と思ってしまうのでありました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2017年6月27日
- 読了日 : 2017年6月27日
- 本棚登録日 : 2017年6月24日
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