古書店主の主人公が、古本の間に挟まれていた手紙を見つけることから始まる物語。
戦時中に出会った二人の間で交わされていた手紙
その男性パートと二人がどうなったのかを追う古書店主パートが交互に進む。
雰囲気がある文体なのだけど、状況がわかりづらく感じてしまった。
ところどころ何回か読んでようやくどういうことかがわかる(何とも情けない…)
話自体は面白かったのだけど、語り始めているのが何についてなのかを追うのに苦労して
満喫できたのかが微妙でした。
途中までSFだってことをわすれていた。
時間の揺らぎと自分の存在の揺らぎ、話全体の揺らぎのリンクする点は見事だった。
あとは文体に慣れるかどうか
読書状況:読みたい
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- 感想投稿日 : 2023年3月3日
- 本棚登録日 : 2023年1月11日
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