主人公の妻が病気にかかり
妻の一族の呪い(過去の連続殺人事件)を解くため、謎の人物から渡された砂時計の力で1960年にタイムスリップし事件を解決することになった主人公。
即席の"名探偵"にさせられたため
やや心許ない感じでしたが、記者だった経験と当時の事件に関する知識もあるためなんとか事件に挑む。
人の多さも工夫が凝らしていて読みやすく、初特殊設定クローズドサークルにも違和感なく面白くハイペースで読み終えました。
ただスマホの無い時代に飛び当時の事件に巻き込まれるだけではない展開を楽しみつつ、色々と気になることを整理して読んだが、全く歯が立たずに推理できませんでした…
でも凝っているのにお腹いっぱい過ぎず大満足な読了感…このシリーズは全部読む。
唯一気になるのは(この方の作品だけでは無いのだけれど)犯人も登場人物も「ミステリー」を意識した言動があること…トリックとしてフェア、不可能犯罪とか、あんまり普段言わない言葉だと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年6月19日
- 読了日 : 2022年6月19日
- 本棚登録日 : 2019年10月5日
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