六平太の妹、佐和に子供が生まれた。男の子だった。
妹夫婦も仲が良く幸せそうだった。
姿を消した9年来の恋人、おりきの行方は以前としてわからない。
菊次も修行の甲斐と一生懸命さが功をそうして1年で板前となった。今ではおいしい料理を出せるようになった。
六平太も一軒家から一人住まいにふさわしい長屋住まいとなる。隣にあん摩の杉の市が越してくる。
口が悪くとも、職人を育てようと鬼となる後妻の
お寅の付添人になって、その愛情深さを知ったり。
今回も市井の人々の人情の細やかないきづかいのわかるかい。
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- 感想投稿日 : 2020年7月8日
- 読了日 : 2020年7月8日
- 本棚登録日 : 2020年7月7日
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