調香師日記

  • 原書房 (2011年12月15日発売)
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ジャン・クロード・エレナ氏は、

たくさんのヒット作を作った調香師。

今はパリを離れてカブリと言う小さな街に住んで

香水を作っている。

彼の日常からの香水のヒントとなる手帳に書き留めた

エッセイや、新しい香水についての覚書からできている。

香水を作る作業において、何を考え、どんな風に香りを作るのか興味深い。

古典的香水においては、本来の香りに酷似させるやり方が

主だったが、

今では印象派の絵画のように、

連想させインスピレーションを与え、

余韻に想像を加える設計に変化しているようだ。

まるで点描画のように。



最後のページに、何種類かの香りのイメージを

何と何を加えて作るのか、実際の原材料が記されている。

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感想投稿日 : 2020年3月18日
読了日 : 2020年3月18日
本棚登録日 : 2020年3月13日

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