ジャン・クロード・エレナ氏は、
たくさんのヒット作を作った調香師。
今はパリを離れてカブリと言う小さな街に住んで
香水を作っている。
彼の日常からの香水のヒントとなる手帳に書き留めた
エッセイや、新しい香水についての覚書からできている。
香水を作る作業において、何を考え、どんな風に香りを作るのか興味深い。
古典的香水においては、本来の香りに酷似させるやり方が
主だったが、
今では印象派の絵画のように、
連想させインスピレーションを与え、
余韻に想像を加える設計に変化しているようだ。
まるで点描画のように。
最後のページに、何種類かの香りのイメージを
何と何を加えて作るのか、実際の原材料が記されている。
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- 感想投稿日 : 2020年3月18日
- 読了日 : 2020年3月18日
- 本棚登録日 : 2020年3月13日
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