ブラックボランティア (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2018年7月7日発売)
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本棚登録 : 53
感想 : 3
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問題提起のスタートはおそらく一般的な話題の中から出たものと推察するが、至極妥当なものと考える。つまりはボランティアの条件があまりに厳しすぎないか?というもの。
加えて、そこに半ば圧力を感じながら参加せざるを得なくなる層がいることを問題視することも重要な点と考える。
オリンピックの商業主義は今更感はありますが問題点とするのは理解できる。電通を敵の本陣とするのはありがちだけどキャッチー。
言葉の定義で問題点とするとか、言葉尻で攻めるとかは個人的にはあまり意義を感じなかった。共通認識がズレた時は詰めるべきだけど、そもそも論で責めるのもなんだかなぁ、という感じでした。結構な量をそこに割いてるのも、もう少し大事なテーマだけに客観に訴えて欲しかったです。こういう怒りを導くのも初期には大事なのも理解しますが。
そのデータは調べられるんじゃないか?と思った点はいくつかありました。周囲との会話や質問、既存の書籍に依る部分が大きいように個人的には感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月1日
読了日 : 2023年11月1日
本棚登録日 : 2023年11月1日

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