家族関係が中心のもの。
私は未婚ですので、お舅さん、お姑さん、夫、子どもに関する悩みについては理解できない部分が多かったです。
しかし、他人事だと思ってただ読むだけではいけないのでしょう。
虐待や詐欺などの事件に対しても、どこか他人事と捉えがち。
しかし、自分自身の問題にもなるうると思って受け止めることは大切だと教えられました。
美輪さんは、たとえ子であっても、子の問題に親が口出しすべきではないというお考えのようで、とても共感できました。
いま、親は子をいつまでも甘やかし、子はいつまでも親に甘えるという依存関係が増えているように思います。
私自身も、どこかで親に甘えてしまっているのではないかと、振り返るきっかけになりました。
今の世に、真に自立している大人が何人いるのでしょう。
自分が選んだ道について、覚悟と責任を持つことで、さまざまな人間関係に対する悩みも変わってくるのではないかと考えさせられました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年2月13日
- 読了日 : 2012年2月13日
- 本棚登録日 : 2011年11月30日
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