発問について簡潔にわかりやすくまとめた本。
悪くないんだけど、他の本で書かれたことから目新しいものはないかも。
指針となるべきことはわかりやすいから、自分のやっていることを振り返って評価するのには使いやすい。
いい発問を考えたい人はもっと違う本を読んだ方がいいと思う。
とにかくなんとか授業を変えたい、即効性ある本を求める人向けでしょう。
実践的なテクニックが書かれているので取り組みやすい。先生向けだけど、考える集団を作る基礎として発問を置いているので、先生以外の人でも応用できそう。
実際に、保護者を対象とした発問の発案もあるので、ひらけた質問が相手の考える力を引き出すんだなといったことがわかりやすい。
小学校向けだと思われる内容だったので、高校生向けには幼すぎる発問もあるので、普遍的なことを捉えて考えていきたい。
こういった本で高校向けなものが少ないのが残念。
目的として、相手の関心を捉えたり、受け入れたりといった発問の姿勢は参考になった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年3月17日
- 読了日 : 2018年3月17日
- 本棚登録日 : 2018年3月8日
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