セス・マクファーレン監督の長編デビュー作にして自身が製作から脚本、そして実質主演(テッドの声)まで務めたふぁっきんファンタジーコメディ。主演はマーク・ウォールバーグ、ヒロインに「ブラックスワン」のミラ・クニス。
“いじめられっ子にすらなれない除け者の少年ジョンは、クリスマスプレゼントにもらったテディベアのテッドと本当の友だちになれるよう、神様に祈りをささげる。すると翌日テッドに魂が宿り、2人は親友になる。それから27年が過ぎ、ジョンとテッドはともに30代のおじさんになっていた。一時は「奇跡のテディベア」としてもてはやされたテッドも、幻惑キノコで逮捕されてからは堕落し、下品なジョークと女のことばかり考える日々。そんなある日、ジョンは4年間つきあっている恋人から、自分とテッドのどちらかが大事なのか選択を迫られ……”
正直予告編以上のものはなかったが、あまり笑えないことが多いマーク・ウォールバーグが出てるコメディとしては楽しめた。下ネタから汚物ネタ、マニアックな映画ネタと“ネタ”には事欠かない作品だけど、それしか無かったと言われても仕方ないくらいメインストーリーは平凡だったのが残念。
テッドのCG演出はなかなかのものでちょっと感動。今これくらいは当たり前なんだろうけど、明らかに動いてFワード連発のくそぬいぐるみはそこに居た(笑)特典のNGシーンで撮影風景を観ると「テッドはそこに居る」っていう雰囲気作りの徹底ぶりは見事なものだった。
とにかく下世話なネタがふんだんに盛り込まれてるんだけど、特に糞尿ネタは「小学生かっ!」ってつっこみたくなる低レベルだったが、ミラのヒステリックな演技とマーク・ウォールバーグのダメ男ぶりで許せたw
ストーリーが本当にもっとどうにかならなかったのかなって言うほど平凡過ぎるんだけど、文字通り「ネタ映画」としては充分あり。あたしが一番笑ったのはライアン・レイノルズのゴミのような扱いだったけどね(∵)
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- 感想投稿日 : 2013年9月10日
- 読了日 : 2013年9月9日
- 本棚登録日 : 2013年9月3日
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