大学時代は誰ひとりとして、自分が何者でどこに向かうべきか教えてはくれない。
そういう中で手に負えない大きな自己と、それでは生きていけないという現実の狭間でさまよう。
その刹那的な思いの断片がこの小説からは溢れてくる。
愛も青春も旅立ちもここにはない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説
- 感想投稿日 : 2017年6月2日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年6月2日
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