かねてより読みたいと思っていた本書でしたが、品切れでなかなか手に入らず、入荷待ちメールをずっと待ち侘びていました。
表紙絵の真っ白い犬が一面に拡がる向日葵畑の中に、ちょこんとこちらに向いている姿が印象強くて、どうしても欲しい本でした。
犬が、もしも人間と共通語で話せるとしたならば、きっと尊敬語で会話するのでは?と、このハッピーくんの従順な姿に思わされました。
いつもいつの時でも、「おとうさん!!おとうさん!!」と、尻尾を振りながら真っ直ぐに見据える澄んだ瞳。
寂しい人の、ぽかんと空いてしまった心を、ほんわかと優しく癒してくれる存在なのでしょう。
読書状況:読み終わった
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☆は行 作品
- 感想投稿日 : 2015年8月19日
- 読了日 : 2015年8月18日
- 本棚登録日 : 2015年8月19日
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