親子ひろばで読み聞かせがあって出会った本。最初に読んでいただいたときは、結末が衝撃的すぎて言葉を失いました。
意地悪な肉食獣、きつねが、ひよこやウサギと出会って、最初は食べちゃおうと思うけど、太らせてから食べようと考え直し、一緒に暮らす。太らせるために世話をやくうち、ひよこが「やさしいおにいちゃん」ときつねを慕ってくる。
影で「やさしい」とか「かみさまみたい」と自分のことを言われているのを聞いて、きつねは「ぼうっとな」ったり、「きをうしないそうにな」ったりする。その描写が超かわいい。
そこへやってくるオオカミ。
きつねは・・・・身をていして・・・・涙。
そんなのあり?余韻がいい感じの絵本はたくさんあるけど、こんなにぶつっと衝撃の幕切れを迎える絵本はそうそうないんじゃないかな?ある意味、すごい本です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子どもと読む絵本
- 感想投稿日 : 2020年3月26日
- 読了日 : 2020年3月26日
- 本棚登録日 : 2020年3月26日
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