教育を英語化すると知識層と庶民の格差が拡大し、文化的長所も失われるという主張はわかるが、あとはその繰り返しがひたすら続く。
経済的影響を論じるあたりから怪しくなって、グローバル化否定、自由主義経済否定とトンデモ本の様相を呈す。
日本語力を高めることは大事だが、やはりグローバルに活躍するには英語力を身に着けるしかなく、その潮流を止めることはできないだろう。日本の英語教育が機能していないことを論じその対策を考えてほしかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月29日
- 読了日 : 2016年4月2日
- 本棚登録日 : 2018年10月29日
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