Amazonから引用。
1952年、ニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見た。
鮮やかな金髪、艶めいた赤い唇、真っ白な肌、ゆったりした毛皮のコート。
そのひともすぐにテレーズを見た。
彼女の名はキャロル。
このうえなく美しいそのひとにテレーズは憧れた。
しかし、美しさに隠されたキャロルの本当の姿とは・・・・・・。
不幸な結婚、偽りの人生、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。
それを知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく・・・・・・。
"自分を偽る生き方では私たちの存在意義がない"
同性愛者を含むLGBTの方々は「病気」だと考えられていた時代に、この発言をすること自体と"自分らしくいきる"という決断をするのは並大抵のことではないだろうなと感じた。
結果がどうなるかは分からないが、「自分に正直に生きる」ことを選んだ2人を見て、とても大切なことを改めて気付かせてもらえた。
まだまだLGBTについて知らないことが沢山あるので、もっと理解を深める努力をしようと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年7月3日
- 読了日 : 2020年7月2日
- 本棚登録日 : 2020年7月2日
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