リンゴ農家のおじさんが一体何をしたのだろう。
リンゴ栽培についての本を何冊も出している著者に
いつしか興味をいだき、
「今月のおススメ書籍」となっていることもあって、
ついに一冊を読んでみました。
「農業を営むうえで農薬は無くてはならないものだ。」
そんな常識を覆した、リンゴ農家の木村さん。
リンゴの無農薬・無肥料栽培の成功の裏には
10年にわたる苦難の道のりがありました。
成功してから思うには、なんだそんなことか、ということも、
当時としては、まったくの手探り状態で、
無農薬の自然なままのリンゴには何がいいのか、
思考錯誤の毎日だったのです。
自然のままに、草を生やし、虫を生かし、
人間が気持ちの良いことを好むように
リンゴも気持ち良く生きられるのには、何が必要なのでしょう。
著者のリンゴへの限りない愛情が感じられる一冊です。
人間も自然のままがいいのかもしれませんね。
・・・青森のおいしいリンゴが食べたくなりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年7月10日
- 読了日 : 2013年7月10日
- 本棚登録日 : 2013年7月10日
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