企業再生物語の小説。
タイトルからしてなんとなく若手社員が活躍する話と思ったけど、主人公は48歳(話の最初)で、他のメインの登場人物も本屋の店長か管理職なので、若手社員という感じではなかった。
後、タイトルからして『ロスジェネの逆襲』を思い出した。設定も銀行からの出向と共通点も多いし。話の途中に池井戸潤の名前がでてきたので、意識してるのかもしれないけど、いったい何に対して逆襲してるのかは分からなかった(敵らしい敵はでてこないし)。
本を生活者視点で陳列しなおすというのは、蔦屋書店みたいなもんだと思うのだけど、個人的にはどうにも本が探しにくくて、なんか違うと思った。いつも行ってる本屋に行く感じで行ってしまったからかもしれないけど。
後、文庫本や新書が出版社別(シリーズ別)に並んでるのってそんなに違和感あるだろうか。シリーズで探したい人もいるだろうし、それこそまさにセレンディピティが働く気もするのだけど。
本題とは関係ないけど、『千里浜なぎさドライブウェイ』という車で砂浜を走れる海岸というものを初めて知った。ちょっと行ってみたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図書館から借りた
- 感想投稿日 : 2016年7月23日
- 読了日 : 2016年7月23日
- 本棚登録日 : 2016年7月23日
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