市の図書館の電子書籍サービスで見つけ、来年の大河ドラマの予習として読みました。
またこの二人の人物が気になったきっかけは、ブク友のaoi-soraさんレビューの小説「平安姫君の随筆がかり 」。
この話はフィクションで、後宮で起きる事件を清少納言と紫式部が解決していく謎解きミステリーとのこと。w
史実ではこの二人の接点はないようですが、面白そう。
本書は学習まんがで二人それぞれの伝記。特に巻末の解説は分かりやすい。
二人の作品は海外でも翻訳され、読者を広げているとのこと。
英訳の題名は、
枕草子は“The Pillow Book ザ ピロー ブック”
源氏物語は“The Tale of Genji ザ テイル オブ ゲンジ”
ピローやブック、Theやofが入ると、らしくなく調子狂う〜^^;
でも日本の古典文学が世界で読まれていることは喜ばしいことかな。また日本人なら、かなや漢字で原作を読めるなんてラッキーなこと。読まねば!いつか……。
また特に気になったのは、紫式部日記に書かれていること。「清少納言は、得意顔で偉そうにしていた人。学問ができるふりをして漢字を書いたりしていますが、よく見れば間違っている時も多いです」と。( ;꒪⌓꒪;)
二人は宮中では接点はなかったものの、紫式部は先にお仕えしていた少納言に、ライバル心を抱いていたのかもしれないとのこと。
面白く勉強になりました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史・伝記
- 感想投稿日 : 2023年5月17日
- 読了日 : 2023年5月17日
- 本棚登録日 : 2023年5月17日
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コメント 5件
aoi-soraさんのコメント
2023/05/17
なおなおさんのコメント
2023/05/17
aoi-soraさんのコメント
2023/05/17
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2023/05/17
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2023/05/17