カストラートの歴史 (ちくま学芸文庫 ハ 13-1)

  • 筑摩書房 (1999年5月1日発売)
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感想 : 2
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「ラストラート」を読んで、もっと知りたくなって手にした一冊。ファリネッリのこともたくさん出てきていて、もっと彼について知りたくなる。
2世紀にわたって、熱狂で迎えられていたカストラートのその影響力や衰勢について知ることができた。ヨーロッパの歴史に関わっていたなんて、全く知らなかった。同じヨーロッパでもフランスだけはカストラートに批判的だったこと、それによって音楽の分野では他に遅れを取っていたことも知らなかった。ヨーロッパの歴史は音楽史も知らないと、その空気感はわからないだなってことがわかった。
ちょっとだけ、世界がひろくなったことを感じられた一冊となった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年6月14日
読了日 : 2014年6月14日
本棚登録日 : 2014年6月14日

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