「ラストラート」を読んで、もっと知りたくなって手にした一冊。ファリネッリのこともたくさん出てきていて、もっと彼について知りたくなる。
2世紀にわたって、熱狂で迎えられていたカストラートのその影響力や衰勢について知ることができた。ヨーロッパの歴史に関わっていたなんて、全く知らなかった。同じヨーロッパでもフランスだけはカストラートに批判的だったこと、それによって音楽の分野では他に遅れを取っていたことも知らなかった。ヨーロッパの歴史は音楽史も知らないと、その空気感はわからないだなってことがわかった。
ちょっとだけ、世界がひろくなったことを感じられた一冊となった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年6月14日
- 読了日 : 2014年6月14日
- 本棚登録日 : 2014年6月14日
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