スリリングな読み心地の小説。サスペンスというのが一番近いかな? ホラーっぽいところやSFっぽいところもありますが。カテゴライズするのは難しいです。
個々のキャラが魅力的で、それぞれの人生が関わっていくさまは読み応えたっぷり。一番凄いのは超ナルシストサイコパスのジュニア。彼は怖いなあ。へたな怪物よりも充分に怖い! ただし自分自身をやたらと美化するところは、少し笑えます。どんだけ自信あるんだ!
ラストに向けてはさまざまな奇跡の物語。穏やかな余韻が残りました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
サスペンス
- 感想投稿日 : 2010年12月13日
- 読了日 : 2010年12月13日
- 本棚登録日 : 2010年12月13日
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