自分自身の過去を探るミステリに、さらなる事件が絡んできて読み応えたっぷり。見立てもあるし、要素は充分ですねえ。
この犯人のしようとしていたことにはぞっとしました。でも人のため、という風に説得されれば、あの人のように手を貸してしまう人もいるんだろうな。善意なのか悪意なのかなんて、見分けがつくはずないし。それが一番悲しくて怖かったなあ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2009年12月30日
- 読了日 : 2009年12月30日
- 本棚登録日 : 2009年12月30日
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