職場に五十嵐さんのファンがいるのでお借りしました。
今回の作品はさわやか青春恋愛モノで、高校生の淡い恋がかわいらしく描かれています。
そのあたりは楽しめたけど、本来刑事モノとかも得意な著者は伏線大好き。
今回も普通の恋愛小説にはないオチを狙ったのでしょう・・・
だけど、ラストの主人公の出生の秘密については唐突すぎて全く説得力ナシ。大切な戸籍の件を父親の市役所務めにかこつけて犯罪ということでごまかしているなんて強引過ぎ。
しまいには双子だったとか意味わかんない。
いろいろ練りすぎて、かえって陳腐になった感が否めません・・・・
残念
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
恋愛
- 感想投稿日 : 2012年8月24日
- 読了日 : 2011年4月29日
- 本棚登録日 : 2012年8月24日
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