アラブ小国の第二王子 ラシードと彼を警護するSP東堂桂一のラブロマンス。
傲岸不遜なわがまま王子に振り回される桂一。しかしいつしかラシードの生い立ちによる暗い影をみつける。そして誰もがラシ-ドの立場を慮って進言をしないのに、強い口調で彼をいさめたことで、一気に懐かれしかも身体まで奪われてしまう。
とはいえ、立場も違えば性別も…というのに戸惑う桂一は自分の気持ちを認めることができず、認められるようになってなお「いつかは別れてしまう相手」と距離を置こうとする。
相手を好きだと認識するまで、そして認識してからもなお悩む受け(桂一)の心の襞が細かく書かれている作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アラブ×日本人
- 感想投稿日 : 2010年1月30日
- 読了日 : 2010年1月30日
- 本棚登録日 : 2010年1月30日
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