初読み作家さん。
攻め:藤堂櫂
受け:小鳥遊航
双子の兄の方だけど、同じ顔していながら、明るく可愛い弟とは違い地味で大人しい自分。弟と入れ替わって弟の大学に行ったら一目惚れした相手がそこにいて。話をするけど相手は自分を弟として見ていて…。
弟としてしか認識されてない身代わりの切なさやジレンマがもっと続くのかなと思っていたら、キスされた後に兄であることを告白したことでその切なさは一気に減った。これはこれで悪くなかったけど、別な作家さんならここでは双子と言わないままさらに悶々と切なさが続くだろうなぁと思える設定。ある意味あっさりしてた。
ムクさまの絵が好きだったので絵師さん買いでしたが弟の話も読みたい。
あと、これはやっぱり気になったので書いておくけど、キャラの服装で柄物の時に、服の形にトーンを貼ってるのをしわや、裁断をまるっと無視してべた貼りするのをやめてほしい。腕の形とか襟の形とか、表だったり裏だったり、そういうの、気を使って貼ってほしい。たかが挿絵かもしれないけどされど挿絵。
好きな絵師さんなのに、こういう細かさがないのが悲しい。
服の構造に合わせてトーンを貼るのってそんなに時間がかかることなのかしら?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年5月29日
- 読了日 : 2014年5月29日
- 本棚登録日 : 2014年5月29日
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