カイジ 「命より重い! 」お金の話

著者 :
  • サンマーク出版 (2013年4月19日発売)
3.57
  • (68)
  • (159)
  • (164)
  • (34)
  • (8)
本棚登録 : 1316
感想 : 173
4

このシリーズいいね。

本書は「お金」に特化して書かれているが、知っているようで知らなかった「お金」の基本がわかりやすく簡潔にまとめられていました。

「お金」とはなんぞや、「借金」とはなんぞや、
「投資」とは...

生きていく為に知っていないといけない内容だね。


説明
内容紹介
本書は、経済ジャーナリストの著者が、シリーズ1900万部を突破した大人気漫画『カイジ』を、「お金の教科書」として読み解いた一冊です。
著者は、私たちに足りないのはお金を「使う知識」と「守る知識」だと言います。
本書では、この“使う"と“守る"について、この世の中を生き抜くために重要な、それこそ「命より重い! 」と言えるかもしれないお金の知識を網羅しました。
1章では、私たちの人生を決めている“収入"について、いくつかの落とし穴を指摘しています。
多くの人が「給料が足りない」と嘆くのはなぜなのか?
その説明として経済学的にはよく知られた、私たちの思考のクセについて解説しています。
2章では、私たちがどうしてお金を守る必要があるのか。
カイジに登場する巨大企業の罠のように、私たちから“合法的に"お金を奪う社会の仕組みについてお話ししています。
3章は、大きな変化をむかえている今の日本で、これから最も関心を集めるであろう“投資"について解説しました。
つまり、お金を“使う"ための知識です。
「老後の安心のためには1億円が必要」などと言われている超高齢化社会で、退職金を投資につぎ込み、破産する人が後を絶ちません。
自分の人生を“ギャンブル"にしないため、どういう知識が必要かをお話ししました。
4章は、正しくお金と付き合うために欠かせない「マネー思考」についてご紹介しています。
貨幣経済の仕組から逃れられない私たちにとっては、生涯、生活の基準となりうる考え方です。
そして最後に、経済学的視点で、カイジを救える方法を考えてみました。
カイジが戦った命がけのギャンブルから、私たちが学べることです。
お金で苦しんでいる人を本当に救えるものは何か。
「お金の本性を知らない」すべての人に捧げる1冊です。

【目次より】
序章 ようこそ、クズのみなさま
第1章 給料が少ない……? 現実を見ろ!
第2章 金は、自分で守らねばならないのだ!
第3章 知らないやつは勝負の前に負けている!
第4章 圧倒的勝利を呼ぶ、マネー思考を身につけろ!
終章 お金に振り回されないために、本当に必要な力
内容(「BOOK」データベースより)
お金の本性を知らない、たくさんの“カイジ”へ。この世には、勝つ人だけが知っている残酷なルールがある。なぜ強者は勝ち続け、敗者はいつまでも脱出できないのか。こんな社会を生き抜く、圧倒的勝利の法則を見抜け。
著者について
こぐれ・たいち 経済入門書作家、経済ジャーナリスト。『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)、『今までで一番やさしい経済の教科書』(ダイヤモンド社)、『いまこそアダム・スミスの話をしよう~目指すべき幸福と道徳と経済学』(マトマ出版)など著書多数、累計80万部。慶應義塾大学 経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から難しいことを簡単に説明することに定評があり、大学時代に自主制作した経済学の解説本が学内で爆発的にヒット。現在も経済学部の必読書としてロングセラーに。相手の目線に立った話し方・伝え方が、「実務経験者ならでは」と各方面から高評を博し、現在では、企業・大学・団体向けに多くの講演活動を行っている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
木暮/太一
経済入門書作家、経済ジャーナリスト。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から難しいことを簡単に説明することに定評があり、大学時代に自主制作した経済学の解説本が学内で爆発的ヒット。現在も経済学部の必読書としてロングセラーに。相手の目線に立った話し方・伝え方が、「実務経験者ならでは」と各方面から高評を博し、現在では、企業・大学・団体向けに多くの講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年7月31日
読了日 : 2020年7月31日
本棚登録日 : 2020年7月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする