看板建築 昭和の商店と暮らし (味なたてもの探訪)

著者 :
  • トゥーヴァージンズ (2019年5月29日発売)
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本棚登録 : 181
感想 : 20

秩父の「パリー食堂」が表紙なのでとっても気になっていました。行ってみると結構入りにくい雰囲気なんで通りすがるだけですが、インタビューを読んでみると気さくですね。入ってみてもよかったか・・・。
さて、看板建築と言えば昭和好きとしては当たり前のワードではありますが、漠然としたイメージの中で語られています。
この本では様式を細かく分析していますが、単なる昭和好き(僕のような)人がぎりぎり興味持てる程度の突っ込みぐあいで書かれています。
色々な看板建築が出てきますがほぼ解体されています。もはや見る事が出来ない貴重な写真が満載で眺めているだけでノスタルジーに包まれます。
そして一番うれしかったのは、我らが荻窪の「Title」が看板建築の店インタビューで出てきた事!知っている店が出てくると一気に興味が湧きますよね。確かにあの建物の雰囲気は新築では出せない魅力だと思います。天井の梁とか、2Fの雰囲気とか、歴史が詰まっていますよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月31日
読了日 : 2019年12月30日
本棚登録日 : 2019年12月30日

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