パチンコ依存症の人たちと周りの環境を追ったルポの第二弾です。韓国でパチンコが全面禁止になったことが伝えられております。日本がなぜそうならないのかは、本書を読んで確認してみてください。
続編で最初に書かれているのはなんと、韓国では深刻なパチンコ依存症が社会問題にまで発展したため、かの国では現在パチンコは全面禁止なのだそうです。これをはじめて読んだときには非常にびっくりしましたね。なぜそれが日本で報道されないのかというと、パチンコ業界全体と政治家や警察がズブズブの関係になっているからだそうです。
これは個人的な感想ですが、最近、テレビを見ていて、パチンコのCMが非常に多くなったなぁと感じます。その裏側にあるものをつい考え込んでしまうのは僕だけでしょうか? そして、前回以上にギャンブル依存症に苦しんでいる方が登場します。その様子は、悲惨の一語に尽きます。こういう記事を読んでいると、素人はこういう鉄火場に近づいてはいけないとつくづく思います。
3万、5万の負けがやがて1千万、2千万の借金に膨らむまでにはそうたいして時間はかからないので、個人的な意見としてはギャンブルをするのは勝手ですが、依存症になったらもう底なし沼ですよ。ということはよく言っておきます。これは、この本を読んだ上での感想です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年8月10日
- 読了日 : 2011年8月10日
- 本棚登録日 : 2011年8月10日
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