久々に読むとやっぱり面白い。特にこの巻のフィーの話についてはなんども思い返すことがある。ただ、なんども読むには話が少し重い。気分が沈んでいて、荒んでしまっているときに読むと、元気をもらえる。自分の中にある反抗心とか、納得の行かない気持ちとか、単純に怒りとかムカつきとかいう負のエネルギーのようなものが生きる活力に変えられる。こういうものを糧にしてやる気が湧き上がることもある。むしろ、それを無視しようとして、うまくやり過ごそうとするから、疲れてしまうんだろう。抗うしか道はなく、抗わなければ自分は死んでいるのと同じだということを覚えて置かなければならない。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年9月3日
- 本棚登録日 : 2014年9月3日
みんなの感想をみる