医薬品メーカーで開発研究者であった著者による、歴史的に重要であった医薬品の紹介です。鎮痛剤や抗生物質、麻酔剤などの歴史やその社会的ニーズ、開発の過程などが判りやすく詳述されています。現代における医薬品は莫大なお金が動くので、それら利権等における人間模様なども記述され、薬という側面からの歴史が理解できます。また薬効機序の解説もありますので、その薬剤の一通りがりかいできます。可能な限り使用しないのが望ましいと考えますが、いざ使用するときに前向きに理解できる良書と思いました。
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- 感想投稿日 : 2022年11月20日
- 読了日 : 2022年11月19日
- 本棚登録日 : 2022年11月19日
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